過去のお知らせ

15th ICQC (Beijing) にて中嶋がBest Poster Awardを受賞 (2015年6月13日)

The 15th ICQC (Beijing, June 8-13, 2015)にて中嶋がBest Poster Awardを受賞しました。
Best Poster Award: Hiroyuki Nakashima, Yusaku I. Kurokawa, Hiroshi Nakatsuji
I.146 Solving the Schrödinger Equations by the FC-LSE Method: Application to Some Organic Molecules. I

15th ICQC (Beijing)とSatellite Meeting (Nanjing) において中辻が招待講演を行いました(2015年6月9日)

The 15th ICQC (Beijing, June 8-13, 2015)とそのサテライトミーティングにおいて中辻が招待講演を行いました。

15th ICQC (Beijing) にて研究成果を発表(2015年6月9日)

The 15th ICQC (Beijing, June 8-13, 2015)にてポスター発表を行いました。
  • Poster Peresentation: Hiroyuki Nakashima, Yusaku I. Kurokawa, Hiroshi Nakatsuji
    I.146 Solving the Schrödinger Equations by the FC-LSE Method: Application to Some Organic Molecules. I
  • Poster Peresentation: Yusaku I. Kurokawa, Hiroyuki Nakashima, Hiroshi Nakatsuj
    I.94 Solving the Schrödinger Equations by the FC-LSE Method: Application to Some Organic Molecules. II

第18回理論化学討論会で研究成果を発表(2015年5月29日)

第18回理論化学討論会(大阪大学)にて口頭発表を行いました。
  • 1L15 ○中嶋浩之、黒川悠索、中辻 博
    有機・無機化合物のシュレーディンガー解の計算:大きな分子の計算に向けて. I
  • 1L16 ○黒川悠索、中嶋浩之、中辻 博
    有機・無機化合物のシュレーディンガー解の計算:大きな分子の計算に向けて. II

機関誌「量子の世界」創刊のお知らせ(2015年4月10日)

このたび、量子化学研究協会研究所の活動と、研究協会の交流、さらには市民や社会の皆様への発信や交流などを目指して、「量子の世界」と題する機関誌を創刊することにいたしました。
こちらよりダウンロード頂けます。

第9回 革新的量子化学シンポジウムを5月9日(土)に開催(終了しました)

今年も革新的量子化学シンポジウムを5月9日(土)に京都キャンパスプラザにて開催いたします。参加費は無料です。皆様ふるってご参加ください。ポスターはこちらよりダウンロード頂けます。

桑田貴平様 (1973年MC卒) よりエチオピアから素敵な手紙が届きました。

中辻 博 様
エチオピア高原を発する青ナイルは、瀑布によって流れ下り、スーダンで、ケニアから来た白ナイルと合流し、ナイル川となります。
73年、MC修了後、2度ばかりお会いした以外、御無沙汰しております。去年、6月頃偶然メールでやりとり致しました。在学時、中辻先生の研究に全身全霊、没頭されていた姿を昨日のように覚えています。故・加藤博史教授、平尾さんらの姿と共に。私はメーカ就職後、南米のアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルに足かけ16年過ごし、今、此処エチオピアに居ます。早や2.5年経ちました。エチオピア発祥の地、世界で2番目にキリスト教を国教とした歴史ある国です。人々の肌は”黒”ではなく”茶”。彫りの深い顔立ちで”アビシニア美人”の地で、物凄い美人を町でよく見かけます。その楽しみと、一日4?5杯飲むモカ・コーヒー。人々は何杯も飲みます。首都アジスアベバは、標高2500mにつき、朝晩は12度迄冷えます。今年の4月2.5年ぶりに帰国します。
エチオピア連邦共和国
アジスアベバ市
2/25 桑田貴平
shibata_ehagaki 頂いた絵葉書

Exact理論に関する論文が発表されました。(2015年2月27日)

Exact理論に関する論文 “Free-complement local-Schrödinger-equation method for solving the Schrödinger
equation of atoms and molecules: Basic theories and features”, H. Nakatsuji and H. Nakashima, J. Chem. Phys. 142, 084117 (2015) が発表されました。 論文リスト よりご覧いただけます。

国際学会で招待講演を行いました。(2014年10月)

  • “Solving the Schrödinger Equations of Molecules for Doing Chemistry”, Hiroshi Nakatsuji, CRC International Symposium, Oct. 30-31, 2014, Stockholm, Sweden
  • “General Coalescence Conditions for the Exact Wave Functions: Higher-Order Relations for Many-Particle Systems”, Molecular Electronic Structure Workshop (MES14), Yusaku I. Kurokawa, Sep. 1-4, 2014, Amasya, Turkey

分子科学討論会2014で研究成果を発表(2014年9月21日?24日)

分子科学討論会2014で研究成果を発(2014年9月21日?24日, 広島大学 東広島キャンパス)において、研究成果を発表しました。

第17回理論化学討論会で研究成果を発表(2014年5月22?24日)

第17回理論化学討論会(2014年5月22?24日、名古屋大学ES総合館)において、研究成果を発表します。

東工大TSUBAMEグランドチャレンジ(2013年春・秋)に採用され、その結果がSC13(米国デンバー)の東工大ブースにてパネル展示されました(2013年11月17日?22日)

シュレーディンガー方程式を解くプロジェクトが、東京工業大学のTSUBAMEグランドチャレンジ課題(2013年春季・秋季)に審査のうえで採用されました。その成果は2013年11月17日?22日に米国デンバーで開催されたSC13の東工大ブースにてパネル展示されました。
gc2013poster
これはその内容を訳したものです。

Acc. Chem. Res.においてMost Read ArticleのTop4にランクされました(2012年7月)

論文誌Acc. Chem. Res.において、”Discovery of a General Method of Solving the Schrödinger and Dirac Equations That Opens a Way to Accurately Predictive Quantum Chemistry”, H. Nakatsuji, Acc. Chem. Res., 45, 1480-1490 (2012). (DOI: 10.1021/ar200340j)が2012年7月におけるMost Read ArticleTop4にランクされました。

京コンピュータシンポジウム2012, ポスターセッション 優秀賞受賞(2012年6月15日)

2012年6月14,15日に神戸で開催された京コンピュータシンポジウム2012にて当研究所の中嶋 浩之がポスターセッション優秀賞を受賞しました。
発表タイトル:「超並列計算機の利用による原子・分子のシュレーディンガー解の計算
○中嶋 浩之, 石川 敦之, 黒川 悠索, 中辻 博
なお、11月に米国ユタ州ソルトレイクシティで行われるスーパーコンピューティング国際会議 SC12に、理化学研究所のチームの一員(SC12レポーター)として派遣され、ポスター発表を行います。

「Senior CMOA Medal」受章 及び 「CMOA Prize」受賞

2011年9月に金沢で開かれたQSCP-XVI (The XVIth International Workshop on Quantum Systems in Chemistry and Physics ) にて中辻博研究所長が「Senior CMOA Medal」を受章されました。

Award Speech はこちら

また、同学会にて、理事の長谷川淳也准教授が「CMOA Prize」を受賞されました。

 

声明

平成21年11月20日、次世代スパコン開発プロジェクトの推進を強く支持し、「凍結」に反対する声明を出しました。

次世代スパコン開発プロジェクトの推進を強く支持し、
「凍結」に反対します

 

10月13日に行われた行政刷新会議の事業仕分け作業により、国家プロジェクトとして理化学研究所が中心になり進めている次世代スーパーコンピューター開発プロジェクトが、一時間に満たない議論と投票により”凍結”と結論されました。このプロジェクトは科学技術立国を目指す我が国の重要なプロジェクトの一つであり、我が国が科学技術立国を目指しそれによって世界の繁栄と福祉に貢献しようとする基本政策の是非の上に議論されるべき性格のものです。
行政刷新会議により「本格的着手の妥当性」としてまとめられている見解は、税金投入の見返りとしての効果と利益、世界一を目指す上でのプロジェクト推進の在り方に論点があり、これらは以下に述べるように、本開発プロジェクトにおいて常々議論され検討されてきたものです。私たちは、我が国が科学技術立国を目指しそれによって世界の繁栄と福祉に貢献しようとする基本政策に賛成し、そのうえに立つ次世代スーパーコンピューター開発プロジェクトの円滑な進行を強く求めます。またこのプロジェクトの「凍結」は、以下に述べる理由により、我が国の国益に大きく反するものでありますので、その見直しを強く求めます。
コンピューターは現代の科学技術にとって「空気」や「水」のように必要不可欠な環境をなしており、スーパーコンピューターはその頂点に立つもので、その国の科学と技術と情報に関する国力と産業力の象徴であり要であります。この産業力と国力に対する評価が我が国の文化的・経済的活動の源泉であり、我が国の輸出産業などをインテグラルに支えるものである事は明らかであります。この頂点の科学と技術の革新を推進することによって、その大きな分野全体が同時に発展し、我が国の経済と文化の発展をもたらし、世界の尊敬を勝ちうるのです。
また、スーパーコンピューターそのものも、不可能を可能にする力があり、これによってあらゆる科学・技術分野、地球的分野(温暖化・気象など)、生物と薬の分野、などなどが直接的なメリットを受け、それによって今まで不可能であった事が可能になり、我が国の文化と国民の生活に大きな直接的メリットをもたらします。
この事業は、世界一でなくてはなりません。世界の科学技術も経済も世界一にしか注目しません。この競争社会にあってどうして二流を買うでしょうか? また、我が国の多くの科学技術分野もこの世界一の道具によって初めて、世界の競争に打ち勝てます。この世界一の競争は、高い文化と知と技術を必要とし、常々そこでトップで走っていてのみ、次の競争に勝てるのです。「凍結」はそのような分野では致命傷です。
世界一でなければどうなるか?まず、我が国のコンピューターとその関連製品が売れなくなります。基本的な評価がないからです。次に、我が国が世界一のコンピューターを輸入するようになります。それがないと、世界の熾烈な競争に打ち勝つ事が出来ないからです。そのために、非常に高価な代金を支払わなくてはなりません。その状況は、スパコン開発技術を持たないヨーロッパ諸国が日米からのスパコン導入に多大の投資を余儀なくされている現状に明らかです。我が国がそのような状況になっていいのでしょうか?
次世代スーパーコンピュータープロジェクトは、政府と多くの専門家や一般委員の方々、また外部の多くの科学者や民間人の意見などを踏まえて進展してきたもので、しかも既に船はのり出していて、産業界や科学技術界はその成功を前提として動き出しています。従ってこれを凍結することの「波及効果」には空恐ろしいものがあります。
以上の理由から、私達は、政府に対して、本プロジェクトの重要性を再認識し、「凍結」を撤回し、より一層強力にプロジェクトの推進を図る事、を求めます。
平成21年11月20日
特定非営利活動法人・量子化学研究協会
中辻 博(理事長・京都大学・名誉教授)
波田雅彦(副理事長・首都大学東京・教授)
江原正博(副理事長・分子科学研究所・教授)
中井浩巳(理事・早稲田大学・教授)
杉本 学(理事・熊本大学・准教授)
長谷川淳也(理事・京都大学・講師)
牛尾二郎(監事・日立製作所)
遠藤一央(東京理科大学・客員教授)
リントゥルオト正美(京都府立大学・准教授)
福田良一(分子科学研究所・助教)
本田 康(首都大学東京・助教)
豊田和男(大阪市立大学・講師)
宮原友夫(量子化学研究協会研究所)
中嶋浩之(量子化学研究協会研究所)
黒川悠索(量子化学研究協会研究所)
石川敦之(京都大学)
堀川武則(東京大学)
中尾武寿(松下電器産業)
中辻美恵子(量子化学研究協会)
伊藤祐富子(量子化学研究協会)